「大人」という名の備忘録 《改訂版》

『今までのこと』、『今』、そして『これからのこと』を感じるままに

人生転語「コロナ禍」

改訂版最初の人生転語は、「コロナ禍」です。

 

 100歳人生の折り返し地点を折り返して復路に入った途端、

壁のように待ち受けていた言葉、そして、今、もっともよく聞く言葉。

 

  その言葉は、「正体不明」→「未知なるもの」→「自分に関係ない怖いもの」→

「身近な危険なもの」と形を変えました。

 

 その脅威は、瞬時に【これまで積み上げてきたもの】に衝撃と変更を強要し、

容赦なく「新しい形」に変化させてしまいました。

そして、その強要は今も続いています。

 

 結果、人もお金を始めとする全てのものが、「必要」と「不必要」の2択となり

「保留」や「検討」は「不必要」に追いやられてしまう世の中になりました。

 

 筆者の周りにも確実にその影響は出ています。

筆者が想像する会社における50歳とは、人柄、キャリアなど関係なしに、

オートマティックに「不必要」の烙印を押されている場合が多いように感じられます。

もちろん、すべての会社がそうなっている訳ではありません。

 

 毎日、決まったように流れる「コロナ関連のニュース」を聞くたびに

少しずつ暗くなる気持ち。悪化する経済環境、ひっ迫する医療現場、そして、

見えない打開策。まるで、濃い霧の中を彷徨っているようです。

今まで「大丈夫」と確信していた常識や習慣などが、あっさり崩れてゆくのを

傍観している自分がいます。

 

「これからの人生は、どうなるのだろう」

この言葉の答えは、これからもずっと誰もわからないと思います。

でも、1つ言えることは、「自分を変えれるのは、自分しかいない」ということです。

言葉だと「えっ、重い」と思いますが、そう難しいことではないはず。

自分の経験で成り立つ感覚に従えばいい。元々、人生に正解なんてないのだから。

後で振り返ったときに「満足」できていれば、それが「正解」。

 

 だから、頭で考えるより、"今出来ることを迷わずに今やろう"。

自分を信じて最大限の力を込めて。

くじけそうになったら、大声で"がんばれ自分"、"負けるな自分"と

自分にエールを送ろう!

 

 何年後かに振り返った時に、

"あの時「コロナ」大変だったけど、おかげで良くなったよね"

と言えるように。

  

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