「大人」という名の備忘録 《改訂版》

『今までのこと』、『今』、そして『これからのこと』を感じるままに

ある日の風景 「ほんとの自分という名のトビラ」

お偉いさんへのプレゼン、転職活動や試験など、

自分が主役のステージの幕が上がる時、

日頃あまり感じないことも 小さな事コトが強く大きく感じるくらい、

自分に余裕がない時ってあり、誰もが経験した事があると思います。

 

筆者の場合は面接がそうです。

面接ほど「ほんとの自分という名のトビラ」を強く感じる時はありません。

「良く見せよう」「面接試験に受かりたい」のような自分への過度の要求が

①「試験の難易度アップ」→②「試験でアガる」→③「ペースを崩す」→

④「試験が上手くいかなかったと感じる」→⑤「不安になる」→⑥「自信を失う」

といったサイクルを引き起こしやすくなり、

実際に結構な頻度で凹みました。

文字にすると「まさか」と思いますが、

これ、意外と簡単にトラウマになります。

筆者は、自分の中で時間に比較的余裕が

ある時になりやすい傾向にあります。

転職活動中は全てがワンチャンス。

この状態がさらに拍車をかけます。

 

でも、①から⑥までの主語が全て自分。

各言葉の前に「自分」と置くと、

全てが自分の中のこと、というのが良くわかりますよね。

 

冷静に考えると、面接って、自分1人ではできないし、

自分で何ともならない事がいっぱいあります。

大事なことは、「自分で何ともならない事がある」ということを

客観的に捉えることが大事なのですが、当時の筆者は、

「それは転職活動をしていない人が言うことだ」と思っていました。

 

結局、「ほんとの自分という名のトビラ」を開けるカギは、

今でも見つけられてません。

 

自分の中で面接試験に何回か受かった時を振り返ると、ポイントは2つ。

 

不安な気持ちの中、自分に対する評価を真摯に受け止めてブレずに、

 

1つ目は、”気の済むまで面接試験に合格する方法を考えて、

やってみる“

 

2つ目は、“「面接試験は、自分も会社を評価する場である」

と考えて試験に挑む”

 

の2つのアクションを継続したことでした。

要約すると「やるだけやったら開き直る」。

 

「ほんとの自分という名のトビラ」とうのは、あるのか?

そんなものないはず。

でも、今、この瞬間、愚直に自分信じたことをやり続けてれば、

それは見えるものと筆者は考えます。

「ほんとの自分という名のトビラ」が見えたような気になるのは、自分に自信がついた時。

「ほんとの自分という名のトビラ」のカギは、絶え間な努力が生んだ産物。

 

さて、自分の「ほんとの自分という名のトビラ」は、いつ見れる?